弁護士の仕事…

  • 離婚と弁護士・財産分与

 

離婚と弁護士・財産分与

芸能人などの離婚報道では慰謝料ばかりが話題になりますが、通常の離婚においては慰謝料の発生しない離婚はよくありますが、財産分与の無いケースはほとんどありませんから、むしろこちらの方が重要だと考えても良いと思います。

離婚における財産分与とは「結婚生活期間中に夫婦の協力によって得られた財産は離婚時に分配する」というものです。特に妻が専業主婦であったような場合には離婚するととたんに生活に困窮する場合もありますので、扶養目的という観点からも弁護士としっかり打ち合わせ、正当な額を請求するようにすべきです。なお、財産分与は夫婦で築いた物を分け合うのですから慰謝料とは異なり、離婚原因を作った側からの請求もできます。

結婚中の財産は以下のように分けられます。

●特有財産:結婚前から所有していたもの。

●共有財産:夫婦の合意で共有とし、共有名義のもの。

●実質的共有財産:夫婦が協力して取得したが、夫婦のどちらかの名義になっているもの。

このうち財産分与の対象となるのは共有財産と実質共有財産です。特有財産は対象にはなりません。

次に財産分与の割合は夫婦各々が財産形成にどの程度寄与したかにより割合が変化します。

●共働きの場合:原則として1/2に分けられる場合が多くなります。

●夫婦で家業に従事する場合:この場合も1/2に分けられる場合が多くなります。

●専業主婦の場合:3〜5割程度になる場合が多くなります。

ただし、財産分与に関しては他の様々な要因が複雑に入り組んでいることが普通で、必要に応じて取り決めがなされますから、詳細まで弁護士にはっきりと把握してもらう必要があります。





LINK